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高志の国・福井のとある牛飼いの日誌.内容は酪農のことだけでなく日々の徒然なる日常を書いています


by s-t-day
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「シリーズ・牧草を収穫しよう!!! \x87Aどうやって刈る?」

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牧草も実は収穫適期があります
それ穂が出そろった出穂期と呼ばれるころで、この時期が牧草としての栄養価と収量、嗜好性のバランスが一番高いと言われています。品種や気候によりますが、だいたい4月下旬から5月いっぱいがそれにあたります。
で、いざ牧草を刈ろうとする時、どうやって刈るかというと、ディスクモアとかモアコンディショナーという機械をトラクターに装着して刈ります
ぶっちゃけ草刈り鎌や刈り払い機でも刈れますが、面積の単位が坪とか畳ではなく、反とか町、ヘクタールの世界なので、機械でないと拷問と言っても過言ではない
うちにはモアコンディショナーとディスクモアどちらもあるんですが、主力で使っているのは写真に写っているのディスクモア
どれくらいの能力か?というと、トラクターの馬力、ディスクモアの大きさ、運転手の気力・体力・技術力、牧草地の状態、牧草の量、天気などいろんな条件にもよりますが、うちでの目安としては、一時間に八反(8000�u)から一町(10000�u)くらいです
しかし、刈取り適期だから、いつでも刈ればいいってわけではなく、天気予報を見て晴れが2、3日続く時に刈ります。なぜならば、雨にあたると栄養価、嗜好性が落ちるので、牧草の価値が台無しになるためです。牧草を育てている酪農家にとって牧草は今後一年の経営や牛たちの管理を左右するもので、
良い草がたくさんとれると、牛たちが喜んで食べる→購入飼料代がの節約&がっつり旨い乳が出て収入UP、病気減る、受胎良好って感じの良い流れになるんですが、
雨にあたったりして質の悪い草になってしまったら、牛たち食べない→食べないから飼料会社から牧草購入→経費UP→利益減→経営悪化とか、牛たちの食べたとしても→質が悪いので、栄養が足らないから購入飼料で補う→経費UP、質が悪いから牛たちの調子悪くなり、病気多発、受胎率悪化→ドナドナされる牛たち多発→出荷乳量減→収入減→経営打撃って感じの負のスパイラルが予想されます
なので、刈り始める時は、これから戦に出陣する武将の如くテンションを最高潮にあげまくりです。
by s-t-day | 2014-05-28 10:41